工場の扉が開かなくなった(開く時かたい)ので、修理をしてほしい。
・インターネットからの ご相談。
【依頼内容】
工場の扉が開かなくなった(開く時かたい)ので修理をしてほしい。片方は、貨車が壊れて、全く開ける事ができない状態でした。
【処置】
協力会社さんとで(合計4名)で作業を実施して、工場の扉がスムーズに開くようにしました。
屋外工事(溶接も少しするので)となるので、雨天中止として、天気が良さそうな日を工事日として日程調整しました。
お客様に、リフトを借りるようにしてましたが、先ずは、人海戦術で扉を持てるかどうか4人で抱えた所、何とか持てそう。と判断したので、人の手で外すことができました。(これ以上大きい扉の場合は・・・リフトやユニックを使わないと無理です
扉を支えている貨車を、セイバーソーで切断した後、扉を4人で抱えて、先ずは1枚扉が外れました。
同じ要領で。2枚目も外れました。
上側は、新品の貨車を取付けて。
下側は、この部品を取付ける為の穴加工を行い、取付け。扉下にステンレスの溝を設置するので、その溝にピンを入れて、案内ガイドとなるピンです。
扉下の溝を清掃し、ステンレスで製作したコの字曲げの部品を入れ込みます。隙間には、モルタル系接着剤を入れ込みます。
協力会社さんが持って来てくれた、スズキットさんの溶接機。
アルミも、ステンレスも溶接ができるみたいです。
良いなぁ~これ。欲しいなぁ~。液晶パネルで見やすいし、デザインもカッコイイなぁ~
職人さんに、コの字で曲げた部品の繋目をTIG溶接してもらいました。
扉の上の貨車と、扉の下のピンの高さを調整して、ピシャッ!!と両方の扉が合いました。
開けるのも軽い力で開くようになりました。